ローシンセで振り向けない?基本は環境にあった設定!!

いわゆるローシンセはOWで2割もいない。

9割の選手はマウスパッド内で振り向ける。

いちばん大事なのは効果的でストレスの少ない環境!

いわゆるローシンセはOWで2割もいない。

今回使用したデータ

今回はこちらのサイト、

Overwatch Pro Settings and Setups – An always updated list on the Settings and Setups used by Professional OW Players

こちらのデータからマウスパッドのサイズが特定できるものを基準に抽出して80人の数字をまとめた結果が冒頭の今回利用したスプレッドシートのデータもと。

結果から言うと振り向き25cmを超える方は1名のみで、ルシオ使いの方。そうスナイパーではないという結果。そしてこれも最新のデータでは360度45cmなので振り向き23cmといったところ。振り向き20cm以上でも13名。割合として16.2%多くのプロ選手がローシンセという話を聞いたことがありますが、ことOWに関してはむしろ少数派。

確かにバトロワ系やシージなどゲームによって癖や傾向などはあると思いますが、やはりローシンセの問題として可動スペースの確保が出てくるため極端な数字の選手がいないと考えられる。

9割の選手はマウスパッド内で振り向ける。

さて今回の考察は「ローシンセで振り向けない」に対する回答。そうローシンセにこだわるのはいいことなのかという話。振り向けないという現象を後ろを向こうとしたときにマウスパッドからはみ出てしまう現象と定義して進める。そこで各選手が使っているマウスパッドのサイズを調べ、360度(日本では180度が主流だが英語圏は360度ターン)のセンチで割ってみた。これはマウスパッドの中央を正面としたとき左を向きながら真後ろを向いたとき、右を向きながら真後ろを向いたときと左右で回転したとき360度回転となる。その1回転に使う幅とマウスパッドのサイズを比較することで、マウスパッドをどのぐらい使用しているのか計算しようという考えだ。

こちらの結果も100%(マウスパッドからはみ出る)選手は10名ほど。しかも105%以上とすると8名と1割になり、明らかにはみ出す110%は4人。多くの選手がマウスパッドに収まっているがわかる。もちろん自分の操作にあったマウスパッドを選んでいるということもあるもあるだろうが今回のデータでは多くの選手が46cmのマウスパッドだった。これはゲーム向けのマウスパッドの多くが45cm前後ということを考えると特殊な数字ではない。ちなみに私の理論ではマウスの幅を10cmと考えて計算する「マウスパッド-10cm」が最大値の目安というものがある。ここから45-10の35cmを目安として35~30cmの選手を探すと20名、25cmまでに伸ばすと38名とこの10cmの間に半数が集まっているのがわかる。35cmは77.7%、30cmは66.6%、25cmは55.5%の使用率となる。ちなみに40~30cmは30名。40から35cmは10名。40cmのマウスパッド使用率は88%となる。
いろいろな数字が出てややこしくなってしまったが、要約して言うと半数の選手はマウスパッドの6~8割の範囲で操作しているとなる。
そしてここには面白い数字が隠れている。ゲーム向けのマウスパッドは45cmと言ったが普通のマウスパッドのサイズは35cm程なのである。これの8割が28cm。試しに25cm~20cmの選手を探すと7名、25cm~15cmにしても12名しかいない。それに対して30~25cmは18名もいる。そして28.86cmという選手が最高なのだが28cm台の選手が12名になる。
実際マウスの横幅は8cmぐらいと考えると35-8で27cmと28.86cmにやや届かない数字ではあるが目安とししては十分使える数字ではないだろうか。

このようにかなりの選手がマウスパッドの中で振り向けるようになっているのがおわかりいただけると思う。狙っているのかたまたまなのかはわからないが、ゲーム結果としてそう読み取れるのである。しかも半数以上はそれなりに余白を残している。このあたりから考えても振り向きが必要なプレイヤーはマウスパッドのサイズにもしっかりとこだわるべきだろう。

いちばん大事なのは効果的でストレスの少ない環境!

好きな選手、憧れている選手などを参考にするのはとてもいいことだと思う。しかしそれはプレイスタイルも含め整えられた環境である。せめて感度を合わせるのであればマウスパッドもあわせよう。繰り返すがプレイスタイルやプレイスキル、プレイ環境にあった感度設定をしていくべきなので中途半端なモノマネではむしろ損ばかりになる。

振り向くのがたまにならいいが頻度が多い場合は本当に考えもので、幅が足りるのであれば1動作で向けるものが足りないからマウスを持ち上げるとなると「行く、戻す、行く」と3動作になる。エイムの際に的を行き過ぎて戻す無駄に似ているが幅が違いすぎる。それに加えて1動作なら最高速を維持できるが戻すという動作が入るとプラマイ0のタイミングが発生する。それが2回もあるのだ。無駄以外の何物でもない。それでもなお感度を上げるよりしっかり当てられると自信があるなら有益だろうが、よくわからないと言う人はひとまずマウスパッドの端から端で1回転できるようにしてから考えて欲しい。基本的にはマウス感度は慣れの問題だ。極端に合わないものでなければ5cmぐらい慣れで順応できる人が多いだろう。

ゲームによってはADSという射撃モードがあるものがある。そんなゲームなら通常時400度ぐらいで射撃時180度でも問題ないだろう。しかしそれではないゲームでの対応がむずかしい。そこであまりいい方法とは言えないが対策をご紹介するとスナイパーモードのあるマウスである。このスナイパー機能はボタンホールド中のみDPIを入れ替えるというもので厳密に言えばハードウェアチートに近くなる。しかしゲーミングマウスの多くはDPIを簡単に変更できる物が多い。それ自体を禁止する大会は見かけたことがないのでDPIの変更やスナイパーモードの利用は不公平と判断はされていないのだろう。本気で大会を目指すプレイヤーならこれに頼らず、むしろ机やマウスパッドをしっかり整えるべきだと思うがライトなプレイであれば問題ないと筆者は考えている。

エイム精度を上げるために索敵や対応が疎かになるのはあまりよろしいとは思わない。確かに立ち回りで防いでいくことはある程度可能だが、このページに辿り着く人は「振り向けない人」だろう。そう、振り向きたい人なのだ。もうこの時点で答えは出ている。デスクを広くしスペースを確保してより大きなマウスパッドを使うか、今の環境で振り向ける感度に設定し直して自分のエイム精度を上げていくかである。そのローシンセは無駄なプライドやこだわりに毒されていないか見直して欲しい。もしそのこだわりが本物ならぜひともプレイ環境を整えてその気持を表現していただきたい!!

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