#oh_mochi 応援企画!OH!MOCHI!を思い出そう!!

美しく作り込まれたステージを、コミカルで可愛らしい「餅人間」で走り回る。

そして3種類の武器を使い分け、あの手この手でダメージを与え相手を滅する!!

アナログスティック2つで行う直感的なかんたん操作で老若男女楽しめる!それがoh!mochi!

どんなゲーム?

目的はシンプル。ライバルたちを蹴散らし最後まで生き残る。そのために頭の先端を剣、ハンマー、ムチと変形させダメージを奪い合うというゲームだ。シンプルでわかりやすい画面は一切のゲージ類を使わない。そのためシンプルに目の前の戦闘に集中できるというゲームに不慣れな人でも戦える仕様だ。

では誰でも勝てるのかといえばそれは少々違う。ゲージがないだけで実はダメージを受けると頭が大きくなるので弱っているのはバレてしまう。他にも武器ごとに間合いや威力が違うために位置取りや誰を狙うかという戦術、駆け引きが重要になってくるだろう。この判断の差が勝敗を分ける。

どんな駆け引き?

では具体的にどんな駆け引きがあるのだろうか。まずは武器ごとの特徴だ。さすがに私が出会い、話を聞いた2019年のゲームショウから日が経っているので内容の違いもあると予想される。そこでプレイの感想から導くのではなく、株式会社アジューダのスタッフと話し込んだ内容から考えたい。

シンプルに届く距離とダメージは反比例するようなバランスはあるようなのだが、それ以上に必殺技による違いがとても強くわかりやすいだろう。当時会話をし、画面を見ていた限りでは技のムチ、突進力の剣、力のハンマーという違いを感じになる。これは見た目も派手なので注目していただきたい。

他の部分としてはテクニックだ。左スティックで移動、右スティックで頭を振り回す。頭の先にある武器を、振り回した勢いで相手にぶつける。これが基本的な工程なのだが、この動きに組み合わせがある。前もって注意していただきたいのが右スティックは「首を回す」動きということだ。

ゲームによっては右スティックをキャラの向き調整に使う。oh!mochi!ではそうではなく首を回すのだ。上に入れればあごをひき、下に入れればあごをあげる。純粋に頭を振り回すのでその方向に踏み込むと威力が上がる仕様らしい。そう、踏み込みながら頭を振ると勢いが増すのだ!!

使いこなせば勝率アップの必殺技

実は各武器には間合いや攻撃の緩急だけでなく必殺技がある。変更があると困るので詳しくは言えないのが残念だが、とても素敵な必殺技だ。先程武器の特徴を技、突進、力と例えたのはこの必殺技の影響がとても大きい。逆に言えばもともとの武器の特徴を尖らしたとも言えるものだろう。

この必殺技はOH! MOCHI!ティザーサイトにて動いている様子を伺える。現地で紹介されて試したのだが、なんとムチはオブジェクトをつかめる。これは実際に試したのもあるが熱意も感じたので変わらないだろう。発売時にどう調整されているかわからないがとても楽しみな動きの1つである。

さてこのオブジェクトなのだが、実は場外があったり、攻撃判定をもっていたりもするようだ。説明では七輪に落ちると焼けますと説明を受けた。他にもいわゆるステージギミックを考えている感じも受けたのでいろいろと出てくるだろう。扱いは難しそうだが、その威力に期待したい。

ティザーサイトには回転寿司ステージも見られる。どのようにして上と下を行き来するのかなど読み取れない部分もあるが、移動させるギミックがあるのかと期待もできる。位置取りや間合いが重要になるこゲームにおいてこのような移動に関するギミックがあれはとても大きな影響を与えていくだろう。

間口は広く奥も深い

平等な条件

キャラクター自体に性能差もなく、できることは全員同じ。対戦ゲームではキャラ対策といった覚えておくべき知識もあったりするわけだが、そんなものも一切ない。必殺技もシンプルな入力で、テクニックも頭が混乱するようなものでもない。つまり、純粋な技術や知識といったものから生じる差は少ない。

しかし、だからこそ距離感やタイミング、他のプレイヤーの動きなどをどれだけ把握できるか。そしてそれを利用してどれだけ有利にしていけるのか。条件が同じなら残りの差はプレイヤーの思考や認識力に依存する。この読み合いがとてつもない奥深さを生み出すだろう。考えなしに突っ込むまで戦術となる。

簡単操作のアナログ入力

ゲームの得意不得意にはどうしてもボタンの数や入力の細かさと言ったものが出てきてしまう。コントローラーならできるがキーボードでは出来ないなんて言うのはよく聞く話だ。試合中はアナログスティックから指を離す必要は一切ないというのはとてもシンプルかつ没入感の高い操作方法だろう。

コントローラーの敷居の低さもとっつきやすさには大切だ。ここまで簡単操作にできればそれこそ間口は広い。しかし注意していただきたい。簡単操作と奥深さは比例しない。卵をといて焼くオムレツ。カチカチもあればとろけるものもある。この絶妙な加減の味付けをアナログスティックが可能にしている。

このようにゲームの仕様、プレイヤーの判断、操作性、動きの細かさと間口はとてつもなく広いが、極めて行こうとするとといつもなく奥が深い。気軽に友人たちとはじめて悔しさに、華麗なプレイに火がつけばあとはその奥深い沼にどんどんハマっていくだけだ。いい匂いの餅に触れたら捕まってしまう。

とても良く焼けた美味しそうな餅、丁寧なマップにコミカルで可愛いキャラ、そしてリズミカルで煽るような音楽。そしてハマってしまえばなかなか取れないトリモチのような粘りのある奥深さ。その名もOH!MOCHI!まさにお餅のようなこのゲームがしっかり焼き上がるのがとても待ち遠しい。

    この記事に関する感想、ご意見、お問い合わせはこちら(匿名です)

    おすすめの記事