お待たせしました!サバイバルリアリティーショー"アイランド"のお時間です!
今夜も国際的配信企業TEC1がお送りします!!
もうご理解いただいてる方も多いと思いますが、簡単に当番組をご紹介させていただきますね♪当番組は通称"アイランド"に戦士として過ごす政府に反抗した死刑囚の日常を配信しています。
戦士たちにはバイオコントロールユニット、通称"BCU-2"を脊髄につないでおりGPSで位置や健康状態を常にモニターしており万が一脱走しようとした場合爆発する仕組みになっております。
そう!このBCU-2にはエキサイティングな機能が実装されているのです!
それはなんと!このBCU-2はいろいろな生物につけることができ、しかもその視神経を利用してその生き物が見ている風景を配信することができるのです!!
それは戦士も例外ではありません!!!
今アイランドでは囚人の「死に際の風景」がとても人気です!あなたのお気に入りのシーンをシェアしましょう!
とてもファンタスティックかつエコノミカルな機能パペット!!!
これはあらかじめBCU-2にプログラムされた行動パターンを亡くなった戦士の体で再現するというもの。
そう!戦士は死んでもまだ戦い続けるのです!しかし肉体や動きを維持するのにカロリーが必要となります。そして効率的なカロリー源は「肉」です。詳細は番組を見ながらその目で確かめてみてくださいね♪
さて、まだまだ配信コンテツを増やしていく予定ですが他のサービスはサイトをご覧いただくとしまして早速お待ちかねのショータイムといきましょう!!
即興かつやっつけで申し訳ないのですが、レビューを始める前にSCUMの世界観を共有したいと思い小芝居させていただきました。
サバイバルゲームSCUMは現状バトルロイヤルのようなゲーム展開になっておりますが、世界観とはまた違う流れになっていると思います。この「アーリーアクセスのため未実装コンテンツが多い」という状況も含め、僕なりの意見や予想も含めてレビューさせていただきます。
全体の流れはポジネガ評価、要点及び情報、個人的見解や感想の構成で各レビューに触れたいと思います。
なお全体で1万5千文字を超える記事となっております。
しかし各ブロックで独立させた書き方にしたつもりですので必要に応じて読んでいただければ幸いです。
全文読もうという方向けに一応上から順に読むと理解しやすい構成にはしてありますので全文読みたいという方は上から進んでいただければと思います。
総合レビュー
プレイ時間が無駄にならないスキルシステム
対人とcoopの2重構造
サーバーが高い
奥が深すぎて暗闇状態
筋トレはよはよ!
詳細はシステムに書きますが、このゲームには代謝システムがあります。
食べ過ぎれば太っていきますし食べないと痩せます。(痩せる前に体力が落ちますが)
これらの現象を利用して、ゲーム内で筋トレ(筋肉量というステータスがある)もできますしリアルなダイエットもできるという筋トレマニアに激しくおすすめできる期待のタイトルです!
現状筋トレを始めとした身体調整用のコンテンツが無いので日常で調整するしか無いのですが僕は栄養管理という面を研究しとても楽しく過ごしております。
昔、回復効率優先で肉ばかり食べていると太るのでリンゴダイエットするなんてゲームがありましたがあれとはまた違い、タンパク質や炭水化物そして脂質と調整できます。
もちろんビタミン・ミネラルも管理項目に含まれており、健康管理のためには各食品を計画的に食べる必要があります。
サーバーごとに保存されるキャラの能力
このゲームはスキルシステムを採用しており、ステータス以上にスキルが重要視されています。
いわゆるバトルロイヤルゲームではプレイヤースキルのみとなりますがこのSCUMでは一つのサーバーで長く続けることによりキャラを強化、効率化することができます。
ほぼすべての行動にスキルが関与しておりプレイ時間の殆どを経験値に転換できます。
そして面白いバランス調整がされており、対人における要点スキルはキャラメイクの時点で必要分確保できるバランスになっています。
僕の感覚ですが、SCUMのキャラメイクは強みを設定する段階。その後プレイにより強みの強化と弱点の補強を行う流れです。強みは育てるのに10時間以上かかりますが、弱みを使える段階まで育てるのは2時間見積もればオンラインでも対応できるでしょう。
2重構造になっているゲームシステム
SCUMにはイベントモードという対人専用システムがあります。(18年10月7日現在)
実はこのモードでもキャラのスキルや健康状態、ステータスが引き継がれ変動していきます。
そしてこのモード装備品が完全支給されるのです!!もっというと通常時の装備は使えません。
つまり好きな装備で自分のキャラを対人モードにすぐ投入できるんです。
この完全支給によりキャラ育成、調整のサバイバルモードと対人を低コストで楽しむイベントモードと2重構造でまったり派とバチバチ派と棲み分けができるようになっています。
ちなみにイベントモードはデスペナらしいものは一切ありません。
サバイバルモードに普通に戻れますし、fameポイントもデスにより減ることはないので安心して参加できます。むしろ銃器系スキルをノーコストで上げていけるチャンスなので積極的に利用したほうがいいでしょう。
プレイヤーに依存しすぎるシステム
イベントシステムがとてもわかりやすいのですが、一人でもエントリーできます。
そして他のプレイヤーが来るまでそのまま待機できます。
イベントが積極的に行われるサーバーならいいのですが、オフィシャルサーバーではなかなか参加者が集まりません。これは純粋にイベントモードのメリットがはっきりしていないのと参加して初めて「デスペナがない、装備が支給される」ことが判明します。僕の場合参加する前は装備品は自前、デスしたらロストするなんて思っていました。自前装備と思う方はかなり多いのではないでしょうか。
他にも野良で対人をする旨味というのも実はそれほどなく(デスペナも正直装備ロストぐらい)個人的にはイベントが活性化したほうがポイントを稼げるのでは思うほどです。しかし野良対人もストーリー的にいい味付けになると思いますし、かなりいい味付けにはなっています。なので行為自体いいと思うのですが適切なポイント稼ぎコンテンツが(広報含め)欲しいなと思います。
サーバーが高い
50人以上収まるサーバーを立てようとすると、現状レンタルサーバーしかなく、月額5000円以上はするようです。(金額は書いてあるのですが期間が書いてないので試してません)
流石に月額5000円となるとなかなか高い投資かなぁと思います。
もし僕と遊びたいという方が40名も50名もいらっしゃるなら考えますが僕は現状ではオフィシャルサーバーで研究している方が楽しいかなと思ってしまいます。
これが月額2000円で行けるとかなら正直お財布とにらめっこしつつ紐を緩めるでしょう。(そして他の紐を締めるでしょう)
奥が深すぎて暗闇状態
奥が深すぎてなのか「公式のマニュアルが薄い」のかわかりませんがほんとに手探りもいいとこです。
例えば銃を持ったままshift+クリックで殴れるのですが、どこにも書いてありません。(どうやって気がついたんだ)DLCのniceWatchも使い方が書いてません。(しかも後付の時計ではありますが、魅力的なコンテンツにもかかわらず未だにDLCページにもらえることが書いてありません)
実はSteamのコンテンツでガイドというプレイヤーたちが作るマニュアル集みたいなものがあるんですが、そこに情報はいろいろあります。ありますが……日本語が一つもないようです!!
というわけで僕が期待しているSCUM情報サイトSCUM速報を置かせていただきます。
もちろん僕のサイトでもいろいろ紹介していきたいと思っていますので、よろしくおねがいします。
このような具合で日本人プレイヤーにとっては英語+説明不足という状態に加え代謝システムやスキルシステムなどの具体的な関連性が未だ不透明な部分もあり手探りプレイをするしか無いというのはコンテンツの薄い現状においてかなり致命的でしょう。
SCUMはバトルロイヤルゲームではなく、栄養管理を主軸にした体調管理サバイバルゲームです。なのでいろいろあるバトルロイヤルゲームのノリで買うと絶対に後悔します。
他に傷の手当など「ダメージ損傷を止める」だけで回復は自然回復になります。
他にもいろいろ時間でしか解決しない問題があり、時間がかかるのが嫌、タイムマネジメントにストレスを感じるという方にはおすすめできません。
他にタイムマネジメントやリスク管理のスリルを楽しめる。ステルスゲームが好き4人ぐらいで笑って世界を楽しめる、オンラインでアウトドアをしていきたいという方にはかなりおすすめします。
システムレビュー
あまり触れられていないか環境設定も細かい
無駄に細かいリアリズム
ゲームとしては回転率が悪い
作りの細かいメタボリックシステム
摂取カロリーや栄養管理が表示されそれが体重などに反映されるというメタボリックシステム。
実はこれダイエッターにはとても興味深いんじゃないかと思う要素があります。
それは「運動強度」が含まれていることです。
運動強度があるということはこれによって持久力や筋力を上げていけると思っているのですが、現在関連性はよく見えていません。
しかし現状では(服装も含む)所持重量で耐えられる運動強度も設定されているのでこのあたりバランスが重要です。
そしてこのシステム。重量に耐えようとstrを多くするのもいいと思いますが、それでは筋肉量が増えます。そう!筋肉量が増えるということは基礎代謝が増えるのです!strを多くするということはそれだけ日常での消費カロリーが増えるためしっかりとした食事が必要になるということになります。
別にカロリー足りなくても問題ないというプレイヤーも多いと思いますが、DLCについてくるミニガイドにタンパク質欠乏症について触れている部分があるのです。3日4日目でスタミナの上限が下がっていく一週間で力が下がる、10日以上で視界が狭くなるとかなり長い時間が設定されています。
通常のサーバー設定で6時間で1日なので1週間というと48時間。プレイ時間にして48時間というと1日3時間で見ても15日以上になりますのでそこまでずっと栄養が足りてない状態を維持するのも大変ですし、今のSCUMでそこまで同一キャラを使い続けるというのもオフラインだけでしょう。それゆえ大丈夫という話が出ているのだと思いますがテキストにある以上はなにかしらの設定をしていると思っていいでしょう。そのぐらいじっくり進むゲームなのです。
実は環境設定もしっかりされている
あまり触れられることはないのですが実は気温が高いところと低いところと設定されています。
これは日向や日陰と言ったものとはまた別で低いところでは17度を下回るのもあります。
衣服に保温性や防水性といったステータスが設定されており、十分な保温性もなくプレイ時間にして4時間も寒いところでじっとしていると体温が35度台に入りそのまま放置すれば低体温もあり得るでしょう。
このあたりもサバイバルゲームとしてしっかり作られています。走り過ぎで熱中症になることはありますが、現在気温などの影響をすごく受けたり症状がすぐ出るということはないので気にする方も少ないと思います。しかしキャラを長期運用してスキルを上げていくならこのあたりもサバイバルとして必要な知識になるでしょう。
無駄に細かいリアリズム
一番わかり易いのが銃器です。
弾丸の使い分けはよくあるのでいいのですが、このゲームでは予めマガジンに弾を込めておく必要があります。マガジンがなくとも本体のチャンバーに直接装填することは可能です。
袖の長い上着を着ているとDLCの腕時計がみれません。いやそのぐらいまくっておくれ。
重ね着や体重が重いと活動音も大きくなったりします。夜間になると注視モードで視界が暗くなったりもします。
今までマガジンに弾を込める作業をしたことがないのでびっくりしましたが、この一手間がちょっとおもしろいなと感じています。(装填作業自体はドラッグ・アンド・ドロップで1マガジン1回ですぐ終わります)
個人的にはここまでしておいて睡眠がいらないのは少し寂しいなと思うほどいい具合に細かく作り込まれていると思います。
すぐに下がるステータス
僕の場合dexが比較的すぐに下ります。目立つ行動をすると下がるのかなと見立てているのですが、対策しても簡単に下がります。(稀にですが初期値より上がることもあるので育てることも可能だと思って研究しています)
栄養管理とはまた別の部分でこのステータスが下がるのであればなかなか難しい問題だなと思っていますが、このあたりはいろいろ開発が進んだりプレイヤーの研究が進めば対策が生まれるだろうと期待しています。
ゲームとしては回転率が悪い
ゲームなのでやはり何かをしたらすぐその場で結果が出る。
入力したらすぐ出力されるというものを求める人が多いのではないかと個人的には思っています。
そうすると栄養失調の影響が1週間後に出る。1日3時間でも15日かかるというのはダイエットは直ぐに結果が出ないというリアリズムもあるのですがゲームデザインとしては悪い側面も多く含むのではと思います。行動と結果のスパンが長いということは因果関係も特定しにくくプレイヤーにとって大きなストレスになるのは容易に予想できます。
ただこれは善悪表裏一体の部分でもありこの時間がかかるという要素を良きリアリズムとして受け入れるか勘違いしたゲームデザインとして拒絶するのかがこのゲームの分かれ目になりそうです。
無駄に細かいリアリズム
先程も触れましたが、代謝システムやマガジンの装填作業などバトルロイヤルゲームが流行っている現状でそれらに似たビジュアルを持つSCUMでは無駄な手間と感じてしまう人が多いのではと器具をしてしまいます。
現状9ミリ弾以外対応するマガジンも1種しかなく指定しなくてもわかるだろうという部分はあります。ここから推測すると他に武器が増えていく見込みなんだろうと前向きに捉えることもできますが、現状だけで見てしまうと明らかに余計なひと手間です。
代謝システムの結果などが出るのに半月や1ヶ月というプレイ期間が予想されるにもかかわらず、現状のコンテンツ量ではすぐにサーバーを変えたりキャラを作り直したりという事になり結果が出る前にキャラが抹消されてしまうという状態になっていると感じます。
このあたりゲームデザインとしてRPGゲームのように長くキャラを使ってもらうという前提でデザインされているようなのですが、現状のゲームシステムがRPGというよりバトルロイヤルライクなためにかなり埋もれてしまい機能していません。スキルシステムの紹介でRPGのようなと公式も書いているのでもっと他のMMORPGにありそうなコンテンツが増えたらプレイヤーの層や視点をずらしていけるのではと思い、コンテンツの追加に期待しています。(開発ロードマップにいわゆるクエストを実装するというものが含まれているので計画自体はあるようです)
そういう部分も含めてやはりトレーニング好きな方におすすめできるシステムになっていると感じます。ゆっくりしたシステムとステルス行動、そしてキメるときは一気に短時間でキメる攻撃行動。まさに風林火山のようなメリハリのある活動が求められるシステムかと思います。
このゆっくりした部分や時間をかけて自分の体に愛を注ぐという面白さをうまく伝えていけたらいいなと思っていますので応援よろしくおねがいします。
操作性レビュー
基本はよくある操作
移動やリーンなどはよくある設定です。しゃがむ、伏せるもXやCとなっており見回すのもALTキーと基本的な部分はとてもわかり易いと思います。
しかし後述しますがいろいろな部分でまだまだ作り込みというか具体案はないのですがうまくできないかなとは思います。
段階調整はマウスホイール
移動速度の切り替えやしゃがむ腰の高さなどホール操作で操作できます。
このあたりのいくつか段階があるという操作をホイールでできるのは制御しやすいと思います。
表記されてないものが多い
お察しいただけると思いますが、僕は正直ポジティブで物事を前向きに褒めるスタイルで行くのが気持ちよく過ごせるので好きです。
そんな僕が操作性に関して良い点が書けないのです。正直操作に関してはなかなかしんどい部分もあります。
まずいろいろ手探りて「試したらできました」というものが多い。
きのこはまず品種を確認したいのですが(毒キノコが一応ある。症状不明)ターゲットを合わせるとF(eat)と出ます。なので一口だけ食べてすぐescキーでキャンセルすることで手に持っていました。
これ実はFを長押しするとそのターゲットに対してできる行動がコマンド一覧として表示されるのですがきのこに対して行ったところpickupの文字が……そう最初から持てたのです。
今では勉強したので見た目できのこを判別できますが、これを知っていたらもっと安全にきのこの勉強ができたなと思います。
他にもSteamのガイドにピックアップされるほどのネタですが、缶の開け方です。
ナイフや缶切りを選択(赤色反転)させてから缶を右クリック。そうするとopenと表示されるのでそこで缶を開けます。そしてその後缶を選択してeat。これでやっと缶詰を食べることができます。
他にも先程のマガジンへの装填もあり、銃の扱い方もわからないなんて話も最初の頃聞きました。
道具を手に持つ。適切なツールや素材にフォーカスする。注意深く行動する。
サバイバルとしては確かに重要なことなのかもしれません。
しかしそれで直感的な操作から離れるのならyoutubeなりに公式ガイドをアップするのもいいのではと思います。このあたりはストリーマーも活躍できたら運営としては助かるのかもしれません。
操作が安定しない
スコープ操作回りで頻出するのですが、壁などが近くになるとき再現率が高くなるのですがTPPとFPPの視点操作が意図しない形になることがあります。特にTPPだったものをスコープでFPPに切り替えたあと右クリックしてTPPに戻る……つもりがFPPになった。なんてことがあります。
他には戦闘中ですが、SCUMはよろけモーションがかなりしっかりあります。素手やナイフでの素早い攻撃でも一方的に連撃できたりします。(スタミナ問題があるのでキルしきれません)この時にしゃがみモーションや武器の持ち替えを入れてしまうと実行されていません。
確かにサバイバルとしてはまずは安全の確保となるのでしょうが緊急時なのでいろいろともやっとします。こういう部分もあるので戦闘時は先手必勝、ステルス必須という感じです。
操作自体に手間がかかる
手探りという時点で手間がかかるのですが、それとは別にDLCの腕時計。
今はゲーム内の時間を見れるだけなのですが今後他の情報も見れるようになるそうです。
この時計を見るときにTAB長押しからアクションを選ぶのですが、腕時計を構えるだけで見てくれません。腕時計を見るためにはFPPモードに切り替える必要があるのです。
クラフトも思ったとおりにしようとするとクラフト画面よりインベントリから直接指定したほうがアイテムをしっかり選べます。本来ならクラフト画面に選択機能があるのでしっかりできるようにしたほうがいいともうのですが、細かい指定はインベントリからマニュアルで作っています。
コンテンツレビュー
サバイバルとイベントモード
このゲームにはイベントモードというものがあり、装備を弾薬含めすべて支給され特定のエリアに参加者が転送されます。このイベントモードでもスキルやコンディションは維持されます。
しかもスキル経験値はしっかりとたまります。カーゴは荷物を確保しそれを維持するというルールなのでデスしてもチームに迷惑かかりません。もちろんデスせずに攻撃を続けるほうがいいに決まってますがそれはそれです。この対人とは別に通常のサバイバルモードがあります。ここでしっかりキャラを育て、カロリーを摂取して戦地に赴く。この流れ自体はしっかりと構築されていると思います。
ただ問題としてイベント参加者が現状少なめというものはあります。
もう少しイベントが流行ってくれたらいろいろ面白くなりそうです。
イベントモード
イベントモードについてもう少し触れます。
イベントモードは特定のエリアにキャラクターが転送され、バリアが周囲に展開されます。
このバリアは弾を通しませんがキャラは通過できます。しかしここから離れすぎた場合BCU2が爆発しますので注意してください。弾薬は使い放題なようで弾切れしたことはありません。手榴弾も投げ放題です。これだけでも十分融通されていると思います。しかもデスしてもキャラ自体にペナルティはありません。このデスしても問題ないというのがとても安心感があります。
もしライフルのスキルが低く弾が集まらないのであればショットガンで少しずつ当てるのもいいですしMP5ならスキルが低くてもかなり安定してくれます。
キルすればFAMEも貯まるようですしいい事づくめではありませんか!!
特にFPSに慣れていない方はここで慣れていくこともできると思いますのでガンガン参加していただきたいです。SCUMにおける自衛訓練にもなりますので勇気を出しましょう!
最後にこれは大事なことなのでキチンと伝えておきたいのですが、イベントに参加してないプレイヤーもフィールドに入っていたりします。そのプレイヤーもキルできますしポイントがしっかり入ります。
相手からしたらかなり理不尽ですが逆に自分が巻き込まれないよう右上に表示されるイベント表示や銃声には注意しましょう。イベントエリアもイベント選択画面に書いてあるのでチェックしておきましょう。
食事と運動
いろいろと不思議なのですが、炭水化物やタンパク質がしっかりあっても活動エネルギーがマイナスになるなんてことがあります。このあたり素直に食べるしか無いと思うのですがなかなか難しいです。
運動に関しては飛越え行動や近接攻撃は高強度になります。荷物をかなり持っているとスタミナの消費につながるので注意してください。
配信などを見てるとよく走っている方がいますがカロリーの点から言うとおすすめできません。
walkとjogを比較すると速度は2倍程度なのにカロリー消費は2.5倍以上になります。
目立ちますし音も大きくなります。ちなみに歩くのと匍匐前進は移動速度も消費カロリーも同じですのでステルス、カモフラージュが育つ匍匐前進がおすすめです。
今後アップデートでトレーニングが実装されると思います。そのときに運動強度がどうなるのかとても楽しみです。トレーニングと食事にかなり注目しているようなので今後がとても楽しみです。
武器が集中している
よくスレッドにも出ている話題ですがTEC1の施設や軍事施設に武装が集まっています。
これ自体悪いことではないのですが、他のフィールドに武器が無いので自衛用の装備を整えようとしても基地に向かわなければなりません。しかしそれを逆手に取って脱出ポイントなどを狙うスナイパーもいます。それも含めてのサバイバル、基地脱出だと思いますがやはりリスキーです。現状人が少ない時間を狙うのが最善だと思います。
これに関して、公式は
Random cargo drops around the island.
島の周りというと海や外壁かと思いますがそういう意味ではなく各所に落ちると思われます。
コンテンツ自体が少ない
武器を集めプレイヤーを探しFAMEを稼ぐ。
今現在目立ったコンテンツというとこのぐらいになっています。本来ならイベントも盛り上がっていいと思うのですがそういう趣旨のサーバーでないとイマイチです。
しかしこれに関してもロードマップにクエストの導入が書かれています。
いつになるのかわかりませんがレジスタンス集団レネゲイドの名前も出ているので開発が落ち着いてくれば実装されるでしょう。今はプログラマが少ないとのことなのでじっくり待つしか無いでしょう。
未実装スキルが多い
車両もそうですがいろいろとスキルが実装されてない部分があります。
しかしこれも逆に言えばすでに導入予定があるということになります。
クライムやスイム、車バイクはいいとして船なんてものもありそこから消去法で飛行機なんかも運転できそうです。弓は今製作中という具体的な情報が出てますがヘビーウェポンなんて項目もあるので武器面でもなかなか夢が見れます。
実はパペット(いわゆるゾンビ)も科目わけがされておりパペットやウォーカー、ランナーとありスキル実装にあわせながらいろんな動きを見せてくれるのではないかと期待しています。
そしてプレイヤーのキャラが強化されたその時、番組視聴者による武装NPCが出現しよりゲームに緊張感がもたらされると確信しています。
その限界を超えてしまえば従来SCUMが持っていた代謝システムの面白みがなくなるとも言えるのでこのバランスをどう調整してくるかが気になります。
ここに関しては実はサーバーで時間の流れを設定できるようなので管理者次第という見方もできるかもしれません。まだこのあたりコミュニティも発展途上なので様子を見てからのほうがいいでしょう。
DLCレビュー
BCU-2と肌着とタトゥー
通常緑色のBCU-2が青色になります。白いTシャツが黒いシャツに変わり専用タトゥーが使えるようになります。これ自体は見た目だけの問題で大きなメリットはありません。
私はDLCを購入しましたという目印ですね。
自分でTシャツを印刷できちゃう
スポーンしたときのオレンジのプリズナー衣装や黒Tシャツのデザインデータがもらえます。
これをもとにTシャツを印刷している業者にオーダーすればリアルにSCUM-Tシャツが着れちゃうというわけです!コスプレにはもってこいですね!!
プリズナーポケット
う○こからアイテムが出るというやつ。
確率は1/10も無いような気もします。そのうちログを取っていこうと思っていますがすごい出るわけではないです。
パイナップル、チョコバーと言った食べ物からマガジン類も出ます。
今の所プリズナーポケットからしか出ないと思われるあれげなあれも低確率で出ます。(DLCから200時間はしていると思いますが1回しか出たことないです)
正直ゲームが有利になるというほどのものではなく、どちらかというと「らめぇぇ!お尻さけちゃぅぅぅぅ!!!」と笑う感じのコンテンツだと思います。
ミニゲームデザインドキュメント
ゲームのストーリーやコンセプトなどを書いてある読み物です。
画像データに加え全文英語なうえ手書き風フォントなのでもう英語力がない僕にはしんどいことこの上ないです。しかしそこから得られる情報というものは僕にとってなかなか助けになったものもあり資料としての価値はしっかりあります。
例えば衣類ですが、ゲーム内では特に説明されてないのですが暖かさ、水分量、耐荷重量、ポケット、防御力など設定されていると書かれていました。
実はこのドキュメントのアイテム紹介にコンパス(方位磁針)が書かれており、将来的にmapがなくなるかGPS機能が初期段階では使えなくなるのでは等いろいろと思わせる情報もあります。
ナイスウォッチ
正直これです!DLC最大の目玉!
今の所ゲーム内時間しか確認できませんが将来的にいろいろな情報を見れるようにするつもりのようです。
ここで僕がまずありえると思うのがその場の気温や湿度、風向きと言った情報です。
これはスコープを覗いた状態でCTRLをタップすると計測される情報です。
各地点、天候でそれが土地情報として設定されているなら取得するのは難しくないでしょう。
その他前述のコンパスですが、もしMAPにGPS機能などがなくなった場合に腕時計に内蔵される可能性があります。これは実際最近のアウトドア向け腕時計にも実装されているのでそれを模倣するということを考えると十分ありえるでしょう。しかしこの機能をつけると明らかに有利不利が別れてしまうのでそのバランスがどうなのか懸念が残ります。
流石にこれは難しいかと思うのですが、簡単な電子デバイスとして利用してエレクトリニクススキルで使う端末になったりしないかなと思っています。それこそゲームバランスを崩しかねない気がするのでほんとどうなんだろとは思いますが発想としてはありなのではないでしょうか。
ひとまずこのナイスウォッチ。僕としてはDLCの目玉商品として見ていますし拡張しやすいコンテンツだと思うのでどんどん強化されるのではと思っています。
もしSCUMを続けるのであれば購入する価値は十分にあると思います!(もちろん機能拡張後の話ですが)
タトゥーやBCU-2は自慢する感じでそれ自体大きな魅力はないと思うのですが、この時計はとても大きな魅力を秘めています。
もし今後この時計が大きく成長するならSCUMを有利に進める上で必須のアイテムとなるでしょう。もちろんその機能自体は街中でも回収できるアイテムになると思いますが最初からそれを抱えているかどうかは大きな違いになってくると思います。この腕時計に1000円の価値を感じるかどうかが大きな分かれ目ですが、サバイバル感をしっかり感じるデバイスに育ってくれるのではと期待しています。(温度や湿度はゲームから「体感」できない数字なので計測器が必要ですからね)
最終レビュー どんな人にオススメか
最後に
1万5千文字を超えるヘビー級記事となってしまいました。
もし全文読んでくださった方がいるなら心からお礼申し上げます。
実はこれでも未購入者向けに情報やネタを選別しておりまだ書いてないことがあります。
しかしそれは「プレイ後」に関わることです。
レビューを検索する、読む方というのは購入を検討されている方が多いのではと思います。
なので向かない方が買ってしまい、低評価がつかないように。なにより無駄な出費をしないように。
そして楽しめていただけそうな方に安心して買っていただいて初動を少し楽にできるようにと思いながら執筆させていただきました。
SCUMはまだまだこれから発展していくゲームで今現在悪い評価をつけるのはナンセンスだと思っています。僕はこのゲームが本当に魅力的に見えますし楽しいです。なのでよりこのゲームを広めていけたらと考えています。
遅筆ではありますが、これからも記事でtipsやわかりにくい点をアップしていきたいと思いますので今後とも宜しくお願いいたします。