#RAFT ハードでわかったver10で変わった細かい点。生き物や釣りなど
  • 明らかな変更点
  • 全体として難易度低下
  • 美しい景観

明らかな変更点

サメのAI変更。いかだを追う。
いわゆる異次元噛みがなくなった。
フグ倍増。
深く潜らない。
動線が見える。
釣りのバランス向上。
毛皮があまる。

全体として難易度低下

サメ

サメの行動に明らかな調整と改善が見られる。バグ的な要素だが仕様だと思っていた異次元噛み。これはいかだの端からではなく、唐突に中央部分など他の板に囲まれている部分に噛み付く現象のことである。これが起こらないようになったようだ。かなり律儀に端から襲ってくる。外周さえ配置しておけば中の設備は守りやすくなった。

他にもいかだから離れてみると、サメがこちらに来ない。今まではプレイヤーに追従する形で大きな島の裏側でも襲われたものだが、今回のアプデでは気が抜けるほど襲ってこない。どうやらいかだを中心にするよう、変更されたようだ。うまい具合にいかだをとめれば、小島でもかなり安全に採集できる。大きな島にいたってはフグさえいなければほぼノーリスクでスクラップや粘土を集められる天国だ。

サメの倒し方もやや変更が必要なもよう。これはver10.06でのやり方で安定する対処法なのだが、AIというより仕様を利用したグリッチに近い行為なので、修正が入る可能性もある。このあたりはご了承いただきたい。さてサメの倒し方、対処法なのだが従来の噛まれる前に槍で突いて怯ませるということが出来なくなった。殺意の高いサメである。その代わりに噛みつき判定の縮小が加えられているようで、足ヒレがあるなら上下やあえてサメに突っ込むなどをすると回避できることがある。ヒレがあっても安定するわけではないので緊急対応として割り切っていただきたい。攻撃に関しては「十分にひきつけて突く」のが有効なようだ。先程のグリッチの話なのだが、怯んで噛みつきをやめるというよりもサメは突かれると判定がなくなるようである。このあたり複数人でやればわかるのだろうが検証が面倒でしていない。つまりサメが噛み付くかその直前に槍のヒット判定を与えることで、噛み付くモーションの攻撃判定を消す流れになる。以前はひるませるので距離が必要だったが、今回はサメの無敵時間(判定なし時間)にサメの攻撃判定時間をぶつける必要があるのでかなり引きつける。こう言うと難易度が高くなっている気もするが、噛みつかれるタイミングはエフェクトで明確なので以前より初心者向けにわかりやすくなっているのかもしれない。しかしこの使用を考えると、ハードモードで確実に捌くのはなかなか難しくなっていると思われる。現状サメは倒さなければ活動できないほどの驚異ではなくなっているので、サメ退治は漁の範囲で行いスルーして行くのが無難そうである。

フグ

このフグだが以前の倍近く見かける。やはり発生場所は限定されているようだが、わかりやすく言うと大きな島の表と裏に2−3匹、合計5匹いたりする。もちろんマチマチだが、今まで良くて2匹程度だったのがコンスタントに2匹、普通に3匹いたりする。その代わり爆発性の粘液が複数ドロップしにくくなったように感じる。1匹見かけたら近くにいる可能性が高いので警戒しよう。サメとは対象的に索敵範囲が広がったようで、こちらから目視できる距離ならまっすぐに向かってくる。不意に近づいて囲まれないように。

島の動物

大きな島に生息する動物がある程度ランダムになった様子が伺える。たまたまかもしれないがイノシシが現れやすく、トリが現れにくくなったようだ。イノシシが2頭いるのにトリがいないなんてこともある。ここで一つ残念なお知らせをすると憎きスクリーチャーは確定で1羽いるようである。イノシシ2頭はざらなので、しっかりと目視で安全確認していただきたい。
これはフラグもあるのかもしれないので要検証だが、従来のヤシの木島とは違う杉の木島がある。まず生えている木が違う。私が見た限りでは杉の木島の方が標高が低い。これは新マップで、クマが1頭いるようだ。他にはちみつが少々、おおよそ5瓶ほど集められる。普通にレーダーに映るのでラジオタワー、ヤシの木島、杉の木島と三種類ある。個人的にはタワー、トリ島、クマ島と呼んでいきたいが、わかる人にしか通じないのでここでは見た目から呼ぶとする。ちなみにクマからは大量の毛皮が採れる。初心者でも防具がかなり安定して作れるだろう。

釣り

釣りの成果もバランスが良くなった。よくサメの餌が作れず、食料が余るなんてことがあった。今回のアプデではむしろ餌が余る(これは癖で餌を使わないから余っているだけである)ようなバランスで、全体としてはなかなか均等に釣れる。しいていえばナマズやサケが少し多いか?というぐらい(ティラピアやマスが主食というプレイスタイルもある)。要検証なほどバランスよく釣れるのでかなりストレスが減った。エンジンや舵に次ぐ良アプデだと思っている。

探索、採集

島の構造だが以前と違い採集エリアがかなり限定されている。小さな島に関しては潜る必要がないというか、潜水しても鉱石が見当たらないのである。むしろ浅く広がったサンゴ礁の岩の裏などにへばりついている。あまり意味を感じないので深く潜ってないが、大きな島も合わせて十分な資源量なので問題ないだろう。深く探索するより浅く広く集めてほしい。大きな島に関しては量は減ったようだが今までと同じような深さにも箱や鉱石がある。細かいことを言うとやはり少し浅い気もするが、水面まで距離があるので深いには変わりない。ちなみに箱といえばレシピだが、魚なシチューなどは5枚あるが、フグのお頭とかは一枚もない。レシピのドロップも変わったのかもしれない。以前は島全体に素材があったが今は向きがあるので、エンジンで素材エリアの反対側に停泊、そこから島を超えて採集なんてするとサメ避けができるかもしれない。
島を登る、探索するのも道らしきものや階段状の段差がみかけられる。以前はいかだを拡張して強引に登ったものだがその必要性をあまり感じなくなった。このあたりはいかだを探索用に拡張しなくていいので、いかだをいかだ、船、居住区として美観を整えられるのはありがたい。全体として探索のコツはこの島のデザインをどこまで読み取れるかにありそうだ。

美しい景観

島の構造が変わったのが大きいがやはりサンゴ礁が目立つ。色鮮やかな島はやはりきれいだ。水面などにも力を入れているようなので、今後ますます景観の美しい作品になるだろう。

大きな島なども遠くから見ると霧がいい味を出していて毎回これはなんだ?どんな島だ?どこから入る??とわくわくする。可視距離は前回のアプデで調整されていることなのだが、今回のまさに山のような高い島は相性がいい。以前はこの短くなった描画距離にイラツキも覚えていたが、このワクワク感のためですと言われるなら今なら許せる。

島のデザインも南国風のデザインに山のような杉が加えられた。この2種類があるということで遠くから判別するというわくわく感や、レーダーに反応があっても行ってみないと何があるのかわからないとう楽しみが増えたと言えるだろう。

プレイ中も、特にスクリーチャーを相手にしていると思うのだが霧がいい味を出している。霧というかモヤなのだう。基本的にゲームの距離感というものはものの大きさや位置で判断されると思うのだが、現実では輪郭や色彩がぼやけたりするものだろうと思っている。このあたりの視覚効果の演出など、まだ粗さはあるがかなり海洋探検の雰囲気が作り込まれていると思う。このあたりの相乗効果がいろいろなところで発揮されることをとても期待している。

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